埼玉県さいたま市緑区にて外装リフォーム工事中 ~屋根軒先役物取付け~
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こんにちは。
埼玉県さいたま市緑区にて外装リフォーム工事中です。
屋根のリフォームの方法は、塗り替え、カバー工法、葺き替えの3種類で、塗り替えが最も安価で手軽な方法といえますが、防水シートが破れていたり、下地が傷んでいたりする場合はカバー工法の検討をお勧めしています。既存の屋根の上に新しい屋根を被せるカバー工法は、解体工事費と廃材処理費が葺き替えに比べると安くなります。
2004年に原材料に含まれるアスベスト濃度の法規制が変更され、それ以前に施工されたアスベストを含む建材は環境負荷が高いために解体も難しく、廃材処理費などの費用も高額になってしまいます。
工期も葺き替えに比べて短いので、人件費も少なくてすみます。よってその分費用も安くなりますが、塗装などに比べて材料費が高額になってしまいます。
しかし、カバー工法で使用するスーパーガルテクトは高い耐久性や優れた安全性で、20年近くの耐用年数が期待できます。途中のメンテナンスは必要にはなってくるとは思いますが、付着した汚れなどは水洗いなどでクリーニングすることで、美しい外観を保つことが可能になります。
屋根のカバー工法の施工途中で、軒先の役物を取り付ける作業になります。
役物とは軒先やケラバになどに使われる専用部材のことで、防水機能、部材端部の固定、外観イメージを印象づけるといった役割があります。
役物には、棟包、剣先、唐草、棟巴、雨押え、ケラバ包み、鼻隠し、鬼瓦などといったものがありますが、それぞれ目的に応じて形状なども変わります。
軒先部に唐草を取り付けている様子です。
カバー工法は、初期費用はかかってしまいますが、長い目でみると低コストで経済的といえます。