外壁リフォームのチェックポイント 付帯部のチェック
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現地調査して何カ所か見る場所をご紹介していますが、まず原点としては外壁調査は建物の寿命に関わる大事な調査です。時には塗装だけでは済まず、大きな工事をしなければならないこともあります。
外壁で重要なのは今現在どんな外壁材で仕上げられているかということです。
仕上げには主に乾式では窯業系サイディング、湿式ではモルタルが使用されています。現在の新築では窯業系サイディングが約7割、モルタル仕上げが1割と大きなシェアの差があります。ただ築30年たった外壁の傷みは五分五分だと言われています。
築30年のお家等の現地調査だと過去にリフォームをしたというお家もたくさんあります。
前回の工事で膨れや剥がれなど問題がなかったかどうかの確認をします。ある程度壁を見れば状況はわかりますが定期的にメンテナンスされているお家は
本当に痛みが少なく、綺麗な場合が多いです。
あと図面の確認を必ずします。平面図、立面図、実際の建物と比較しながら計測をしたりします。
そして、外観は外壁だけではありません。
樋や軒天、その他付帯部も補修が必要になります。
この時に例えば外壁塗装を行うとして、付帯部は塗る箇所と塗らない箇所で不明瞭な場合があります。
外壁がしっかりピカピカになっても付帯部が色あせていたりしたら綺麗に見えないような気がしませんか?
そのためこの付帯部に関してはお客様と一緒にしっかり打合せをします。
ただ付帯部によっては素材が多々違っているため、著しい劣化が見られたりします。
見落としがちな付帯部は外壁や屋根と同様に定期的にメンテナンスが必要です。